在宅復帰率(回復期リハビリテーション病棟)

「回復期リハビリテーション病棟」では命の危機を脱するためにの急性期の治療を終え、自宅や社会に戻ってからの生活を少しでも、元の状態に近づけるためのリハビリテーションを専門に行っています。
「回復期リハビリテーション病棟」では国の定める基準がいくつかあります。その一つである在宅復帰率は自宅や居宅系施設に退院した患者様の割合を示しており、当院の在宅復帰率は2023年度 80%であり満たしております。これは80%の患者様が病院でのリハビリ後は自宅等に帰宅されていることを示しております。また、自宅以外の退院患者様については、地域のニーズに合わせて介護施設等の待機期間にリハビリが必要な患者様の受け入れにも力を入れており、これらの患者様が15%の割合でいます。残りの5%の患者様については自宅への退院を目指すも、自宅での療養環境等様々な要因で自宅以外に退院される患者様の割合になっております。

実績指数

実績指数とはリハビリテーションを実施したことにより、運動機能がどれだけ改善したか、またどのくらい早く退院できたかの点数です。回復期リハビリテーション病棟入院料1を算定するための基準として実績指数が40以上となっております。
当院では2023年の平均値が53.3と高く保てております。この背景には一人一人の患者様に対して、医師・看護師・介護士・リハビリスタッフ・MSW・管理栄養士・薬剤科・事務等のスタッフが一丸となり、退院までのサポートをさせていただき、運動機能を高め、早期の退院のサポートをしている事で保てていると考えております。